大阪市住之江区にある「伊東鍼灸整骨院」では、パニック障害・交通事故・関節リウマチ・その他様々な症状に対応致します。

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症状別施術例


パニック障害 M様 36歳 男性  泉大津市在住

8年前、電車に乗っているとき急に呼吸が浅くなり胸が苦しくなってきた。いてもたってもいられず、すぐに次の駅で下車したがすぐに動悸がしだし10分ほど続いた。
それから頻繁に同じようなことが起こるので心配になり、病院で精密検査をしてもらったがどこにも異常は見つからず、診断というと「疲労」からきているのでゆっくり休んでくださいというものでした。
仕事も忙しくしていた時期なので疲れていたのだろうと自分でも納得し、少し休みの日を増やし休日も家でゆっくりすることを多くしたのだが、症状のほうは楽になっていくどころかますます発作の回数も増え、夜も眠れない位苦しくなっていった。
喉が絞まる感じがし、息が苦しくこのまま死ぬのではないかという切迫感が毎日襲うようになり、もう一度病院を受診することにした。今度の診断は「パニック障害」という聞きなれない病名でした。自分では納得いかなかったが早く治したい一心で精神安定剤や抗うつ剤など薬を服用する毎日が続くことになった。
この生活が8年続きましたが、薬が効いている時は発作が出ないのですが切れると発作が出る、この繰り返しになっていたようです。何とかしたいという気持ちから当院の患者様に紹介され来院された次第である。

【原因】
仕事や家庭のストレスで心気(注1)が弱り運化が停滞し、瘀血(注2)が発生したため心脈を阻塞したために起こった。

【経過】
初診から15診、2ヶ月を過ぎたところですが、電車に乗っての発作や死にそうになる切迫感はなくなりました。
現在は、夜になると不安感が少し増してくるので眠りが浅い日が多い、薬の量はかなり減ったもののまだ飲まないと発作がくるのではないかという恐怖心が残るとおっしゃられています。

症状は順調に回復されているのでできる限り早く、笑顔を取り戻せるよう施術に励んでいきたいと思います。

注1:血液を経脈中に運行させ、全身の臓腑組織に送り、組織を濡養する働きがある。
注2:体内の血液が停滞し、流れにくくなっているもの。