大阪市住之江区にある「伊東鍼灸整骨院」では、パニック障害・交通事故・関節リウマチ・その他様々な症状に対応致します。

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症状別施術例


胃の不快感、嘔吐感 Aちゃん 11歳 女子  住之江区在住

以前から体調が悪くなると小児鍼を受けに来院されていたAちゃんです。
朝起きてから気分が悪く、お母さんから学校休んだら?といわれても「いとうさんにいって楽になったら学校に行くねん!」といって聞かないそうです。
頼りにしてくれているのはうれしいのですが、なんとも責任重大な症例でした(笑)

【主訴及び現在の症状】
朝起きたときから胃がムカムカして吐きそうな感じが続いた。
体がだるく、顔色が黄土色に変色し生気が感じられない。
消化の悪いものや古くなったものを食べた覚えはない。

【原因及び治療】
腹診をすると上腹部と側腹部がカチカチになっている。背部の触診では心肝の診断点が筋張って圧痛がある。
体だけ見るとストレス・我慢が多くなって肝鬱が強くなっている症状かと思われる。
だが、本人に「最近家とか学校とかで嫌なことあったり我慢せなあかんことある?」と聞いてみても「そんなん別にないなー。」と何の迷いもなく回答した。
もう一度よく体表観察を行いストレスからくるものなのか、胃の弱りからくるものなのかを判断するもやはりストレスからくるもので間違いはない。
その時連れてこられたのはおばあちゃんだったがこの子の性格をいろいろ聞いてみると今回の症状が出た原因がはっきりわかってきた。
とにかく几帳面で何事もきっちりしないと気がすまない。
普段から思ったことは口にしないタイプで自分さえ我慢していればうまくいくと思っている。
これを聞いたとき間違いなく肝鬱症状だと判断し、一番反応の強く出ていた経穴から瀉法で邪気を抜き取りました。
10分ほど休憩してもらっていると「めっちゃ楽になってきた!学校行ってくるわ。」といって喜んで院から帰っていきました。

【感想】
もしストレスからくる症状なのに胃弱の経穴を選んでしまう、逆に胃弱の症状なのにストレスを抜く経穴を選んでしまうとまったく治らないどころか悪化してしまうことがあるので慎重に体表観察を行い選穴、刺鍼を行いました。
本人があまりストレスを感じていないのはもともとの性格によることが大きな要因になっているようです。しかし、体は正直で知らぬ間にストレスが溜まり、肝鬱がきつくなっていたようです。
これからも本人が気づかぬうちに体調が悪くなる可能性があるので、顔色が悪くなってきたり口数が減ったりしたら早い目に来院していただくようにお願いしておきました。