症状別施術例
◎ご来院時の状態
居酒屋を経営されており、調理中に食材を取ろうとしゃがんだ瞬間、左腰から背中にかけて電気が走るような強い痛みが起こりました。
その後は歩くたびに痛みが強くなり、仕事を続けることが困難な状態となりました。湿布を使用しても症状に大きな変化はなく、当院を受診されました。
◎当院での見立て
東洋医学的な診察では、長時間の立ち仕事や夜遅くまでの生活、不規則な生活習慣などにより、筋肉を栄養する「血(けつ)」が不足し、筋肉の柔軟性が低下していた状態と考えました。
そのため、わずかな動作でも筋肉に大きな負担がかかり、急性の腰痛を引き起こしたと判断しました。
◎施術内容
まず、全身の血の巡りを整え、筋肉の回復を促すことを目的に置鍼を行いました。
その後、痛みのある腰から背中にかけて浅い散鍼を施し、筋肉の緊張を和らげながら動きやすい状態へ整えました。
施術後には、痛みは多少残るものの、前後に身体を曲げたり伸ばしたりする動作が可能となり、その日の施術を終了しました。
◎経過
2回目の来院時には、多少の違和感は残っていたものの、仕事には支障なく復帰されていました。
同様の施術を行い、腰の動きや日常生活に問題がないことを確認し、施術を終了しました。
※本症例は一例であり、症状や改善経過には個人差があります。強い腰痛や足のしびれ、筋力低下などを伴う場合は、医療機関での診察を受けたうえで、必要に応じて鍼灸施術を併用しています。