症状別施術例
◎ご来院時の状態
新型コロナウイルスワクチンの1回目接種後、40℃近い発熱、咳、強い頭痛が出現しました。
当初はワクチン接種後の反応と思い様子を見ていましたが、症状が改善しなかったためPCR検査を受けたところ、新型コロナウイルス陽性と判明しました。
その後、解熱剤の服用により発熱は落ち着きましたが、
味覚が非常に薄く感じる
においを全く感じない
咳が続く
といった症状が残りました。
発症から約1か月が経過しても症状に変化がみられなかったため、ご来院されました。
◎当院での見立て
東洋医学的な診察では、感染後の体力低下により「脾」と「腎」の働きが弱くなっている状態がみられました。
また、喉から胸にかけて熱がこもり、気血の巡りが滞ることで、味覚や嗅覚の低下、咳などの症状が続いていると考えました。
◎施術内容
まず、体力の回復を目的として脾経・腎経を整える施術を行いました。
さらに、喉から胸部にかけて停滞している熱を鎮めることを目的に散鍼を行い、全身の気血の巡りを改善する施術を実施しました。
◎経過
施術を継続した結果、3回の治療後には味覚・嗅覚・咳の症状が大きく軽減したとのご報告をいただきました。
その後も継続して施術を行い、数回の治療で味覚障害、嗅覚障害、咳の症状はほぼ消失し、日常生活を問題なく送れる状態まで回復されました。
※本症例は一例であり、症状や改善経過には個人差があります。新型コロナウイルス感染後の症状については、医療機関での診察・経過観察を受けたうえで、必要に応じて鍼灸施術を併用しています。