症状別施術例
【症状及び状況】
2か月ほど前から腰の痛みが出始め、徐々に症状が強くなったため、整形外科を受診されました。
レントゲン検査を受けましたが、特に異常はないとのことで、痛み止めを処方されました。しかし、薬を服用しても痛みはなかなか改善しませんでした。
その後、8月9日の昼頃、靴を履こうとしてしゃがんだ際に腰に突然激痛が走り、それと同時に左大腿部(外側から前側にかけて)にしびれが出始めました。
痛みとしびれのため歩くこともままならない状態となり、知人の紹介で当院へ来院されました。
【治療及び経過】
・初診
脈診・腹診・体表観察などから身体の状態を確認し、治療点を探っていきました。
その結果、仙腸関節に明らかな左右差がみられたため、ここを主な施術ポイントとしました。
また、腰部の腎兪から志室にかけて、左側に「虚」の反応がみられました。
仙腸関節周辺の左右差を整えることを目的に、硬くなっている側を緩めるよう鍼を行い、左志室穴には15分間の置鍼を施しました。
・2診目
腰の痛みは大幅に軽減しましたが、左大腿部のしびれは残っていました。
前回の施術に加え、左太衝穴を使用しました。
・3診目
左大腿部のしびれは、本人の体感で10→3まで軽減。
痛みやしびれが大きく改善し、仕事に復帰できるまでに回復しました。
施術は引き続き同様の方針で行いました。
・9診目
腰の痛み、左大腿部のしびれともに感じなくなり、日常生活に支障がない状態となったため、症状に対する施術を終了しました。
その後は体調維持を目的として、現在も月1回程度のペースで来院されています。今のところ症状がぶり返すこともなく、順調に過ごされています。
※本症例は一例であり、すべての方に同様の経過や改善がみられることを保証するものではありません。腰痛に加えて急なしびれや歩行困難などが生じた場合は、必要に応じて医療機関での検査・診察を受けることをおすすめします。