症状別施術例
◎ご来院時の状態
年末頃から、朝起きると目の前がぐるぐると回転するような強いめまいが現れるようになりました。
はじめは朝だけでしたが、次第に日中にも症状が起こるようになり、日常生活にも支障を感じるようになったため医療機関を受診されました。
検査の結果、メニエール症候群と診断され、薬による治療を開始されましたが、めまいは完全には改善せず、その後は食欲の低下や吐き気、嘔吐もみられるようになり、当院へ来院されました。
◎当院での見立て
東洋医学的な診察では、年末年始の会食などによる飲食の偏りが続いたことで、胃腸に余分な水分(水毒・湿邪)が停滞し、それがめまいや吐き気の一因になっていると考えました。
また、胃腸の働きも低下しており、水分代謝の乱れが症状を長引かせている状態と判断しました。
◎施術内容
まず、胃腸の働きを整え、体内に停滞した余分な水分の巡りを改善することを目的に施術を行いました。
その後、めまいや吐き気の改善を図るとともに、胃腸機能の回復を目的とした全身調整を継続しました。
◎経過
初回の施術後には、胃のつかえが軽減し、嘔吐によって胃の不快感も和らいだことで、めまいが大きく軽減しました。
その後も胃腸機能を整える施術を3回継続した結果、食欲も回復し、めまいや吐き気も改善して日常生活を支障なく送れるようになりました。
※本症例は一例であり、症状や改善経過には個人差があります。めまいや耳鳴り、難聴、嘔吐などの症状がある場合は、医療機関での診察を受けたうえで、必要に応じて鍼灸施術を併用しています。