大阪市住之江区にある「伊東鍼灸整骨院」では、パニック障害・交通事故・関節リウマチ・その他様々な症状に対応致します。

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症状別施術例


神経痛 T様 42歳 女性  堺市北区在住

今回の症例は、左の臀部から下腿にかけての痺れがあるだけでなく、締めつけ感がきつく歩くときも眠る時も痛みがある症状の重い神経痛です。
病院では痺れがあるとすぐにヘルニアと診断され、手術しか手がありませんといわれますが決してそんなことはありません。
この方も手術を勧められましたが、どうしても受け入れることができずいろいろ治療院を探しているときに当院のホームページをご覧になって来院されました。

【主訴の状況】
去年の12月初めに腰が痛くなり左のお尻から太もも後ろ側にかけてピクピクと引きつる感じがあった。
その時は3日ほどで収まったが、年末の26日に朝、左のお尻から脚の外側が締め付けるように痛くなり、同時に痺れもきつくなった。
30日に整体とマッサージをしてもらったが余計にきつくなり、正月休みの間、寝ていても歩いてもどの姿勢になっても痛みと痺れが襲い、休み明けすぐに病院に行くとすぐに手術を勧められた。
常に姑のことで悩んでおり、症状が出始めた12月初めごろ最も悩みがきつかった。
この時、下痢と便秘を繰り返していたが元々は便秘がちだった。

【症状が起こった原因】
もちろん体のゆがみから起こる症状であるが、何が原因でゆがんだのかが非常に大事である。
1つ目は長い期間の便秘で大腸の左側に気の停滞が起き体の左右差がでたこと。
2つ目は嫁姑問題で長い間悩んでいたことで足少陽経(主に体の外側をつかさどっている経絡)に狂いが生じたこと。
この2つの原因が今回の症状の大きな原因と考えられる。

【治療の経過】

初 診:
痛みのためベットに寝ることができず、座位で治療することになった。
まずは痛みを軽くした後、ベットに横になれるようにしてから便秘とストレスをとっていくと説明。
仙腸関節の歪みがきついので左右差をとるため右の仙腸関節で一番反応の強い箇所へ15分置鍼をした。
2診目:
同様の治療を行う。
4診目:
夜何回かは目が覚めるがだいぶ眠れるようになってきたとのこと。
ベットに上向きに寝れるようになったため左大腸の気の停滞をとるツボか肝鬱(ストレス)をとるツボでそのとき反応の強い方に治療に入れていく。
7診目:
1日に数回痛むだけで日常生活は問題なくこなせるようになってきたとのこと。
10診目:
調子がいいので10日に1度のペースに治療期間をあけた。(これまではほぼ毎日ペース)

☆3月現在、3~4時間歩いても痛みはなく次の日に少し筋肉痛程度の張りが出る程度まで回復している。
養生のため2週間に1度のペースで治療しています。

【感想】
昔からストレスを溜めやすい方でそれが原因で便秘もきつかったようです。
4診目以降の治療で便がたくさん出るようになってから回復の度合いが早くなりました。
初診時に「便秘やストレスが原因で体が歪んでいます。」とご説明したときは信じられないといったような感じで怪訝そうなお顔をされていましたが、回復されてからは「先生のゆうたことホンマやったわ。」と笑顔でおっしゃっていました。
説明したのに治らなかったらただのほら吹きになってしまうので毎回必死に治療させてもらっています(笑)
整体をして骨の歪みをとっても症状がとれない方やすぐに治療効果がなくなってしまう方はT様のように他に何か原因があるかもしれません。
そのような方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談下さい。