症状別施術例
◎ご来院時の状態
約5年前から両足のすねにしびれを感じるようになり、歩行時には左腰が持ち上がるような歩き方となり、身体が左右に揺れる状態が続いていました。
症状は徐々に進行し、長い距離を歩くことが難しくなりました。一度休憩すると再び歩けるようになる「間欠性跛行」の症状も現れ、日常生活に支障を感じるようになりました。
整形外科や整骨院で治療を受けていましたが改善は思わしくなく、しびれも徐々に強くなってきたため、医療機関では手術も選択肢として検討されていました。
◎当院での見立て
東洋医学的な診察では、左右の身体のバランスに大きな差がみられ、気血の巡りや筋力の偏りが歩行に影響している状態と考えました。
そのため、弱くなっている側の働きを補いながら、全身のバランスを整えることを目的に施術を行いました。
◎施術内容
左右のバランスを整えることを重視し、弱っている側の機能を補う施術を中心に行いました。
あわせて、下肢の巡りや筋肉の働きを改善し、歩行時の安定性を高めることを目的に全身の調整を行いました。
◎経過
3回目の施術後には、歩行時の脚の上がりやすさを実感され、左右への揺れもご本人・施術者ともに明らかな改善が確認できました。
週3回の施術を約2か月継続した結果、歩行時の支障はほとんどなくなり、日常生活も問題なく送れるようになりました。
現在は、時折ふくらはぎに正座後のようなしびれを感じることがあるため、症状の再発予防と体調管理を目的として、施術間隔を空けながら継続して通院されています。
※本症例は一例であり、症状や改善経過には個人差があります。下肢のしびれや歩行障害、間欠性跛行などの症状がある場合は、医療機関での診断・治療を受けたうえで、必要に応じて鍼灸施術を併用しています。