症状別施術例
◎ご来院時の状態
7~8年前から、食後を中心に胃が詰まるような不快感が頻繁に起こるようになりました。
胃薬を毎日のように服用していましたが十分な改善はみられず、次第に胃酸の逆流や吐き気を伴うようになりました。
その後は胃酸分泌を抑える薬を服用しながら症状をコントロールしていましたが、根本的な改善を希望され来院されました。
◎当院での見立て
東洋医学的な診察では、胃の消化機能や、食べ物をスムーズに下へ送る働き(和降作用)が低下している状態と考えられました。
また、胸からみぞおちにかけて気の巡りが滞り、長期間のストレスや精神的な緊張による熱(邪熱)が症状に影響していると判断しました。
◎施術内容
・1~8回目の施術
まずは胃の働きを整えることを目的に、消化機能や胃の動きを高めるツボを中心に施術を行いました。
・9~17回目の施術
胃の機能が安定してきた後は、胸から上腹部に滞っている気の巡りを改善し、ストレスによる緊張や熱を和らげることを目的に鍼の手技を加えました。また、手足のツボにも施術を行い、全身のバランスを整えました。
◎経過
施術を継続した結果、朝に自然と空腹を感じられるようになり、胃の働きが改善しました。
現在は胃のつかえや逆流症状も大きく軽減し、日常生活を快適に過ごされています。ただし、強いストレスがかかった際には、胃のあたりに熱感を感じることがあるため、定期的なケアを継続されています。
※本症例は一例であり、症状や改善経過には個人差があります。胸やけや胃痛、吐き気などの症状が続く場合は、医療機関での検査・診察を受けたうえで、必要に応じて鍼灸施術を併用しています。