症状別施術例
◎ご来院時の状態
2年前にしりもちをついたことをきっかけに、左のお尻から左太ももにかけて強い痛みと、正座をした後のようなしびれが出現しました。
痛みが強い時には歩行も困難になるほどで、整形外科を受診し、ブロック注射や痛み止めの処方を受けたことで一時的に症状は軽減しました。しかし、その後も同様の痛みとしびれを3回繰り返していました。
今回は、その場しのぎではなく、身体全体の状態を整えながら改善を目指したいとのことで来院されました。
◎当院での見立て
触診では、左の大臀筋の筋力低下と筋肉のやせが認められました。
また、腰部から臀部にかけて筋肉の緊張が強く、東洋医学的な診察では、腰部の働きの低下や血流の滞りが症状に関係していると考えました。
◎施術内容
まず、血流を促し、身体の回復力を高めるツボへ置鍼を行い、続いて脊柱周囲の筋肉の緊張を和らげる施術を実施しました。
さらに、腰から臀部、太ももへとつながる神経の走行に沿って単鍼を行い、筋肉の緊張緩和と循環の改善を図りました。
◎経過
施術を継続した結果、9回の治療で痛みとしびれは消失し、日常生活に支障なく過ごせるまで回復されました。その後、無事に仕事へ復帰され、現在も良好な状態を維持されています。
※本症例は一例であり、症状や改善経過には個人差があります。強い痛みやしびれ、筋力低下がある場合は、医療機関での診察を受けたうえで、必要に応じて鍼灸施術を併用しています。