症状別施術例
◎ご来院時の状態
夜中に40℃近い高熱が出現し、その後、嘔吐と下痢を繰り返すようになりました。
翌朝には嘔吐は治まりましたが、高熱と下痢は続き、食事や水分も十分に摂れない状態でした。
◎経過
2回の施術で高熱は落ち着きましたが、下痢は続き、食欲はほとんどない状態でした。
腹部を診察すると、腹部全体に強い熱感が認められました。東洋医学では、体内に余分な水分が熱を帯びて停滞している状態(水毒・水滞)と考え、この熱を取り除くことが重要と判断しました。
◎施術内容
東洋医学では、このような状態で無理に下痢だけを止めようとすると、体内に熱が残り、症状が長引くことがあると考えます。
そこで、小児鍼ではなく通常の鍼を使用し、腹部の状態を整えながら、体内にこもった熱や余分な水分の排出を促すことを目的に施術を行いました。
◎経過
施術を継続した結果、5回の治療で食欲が回復し、通常どおり食事が摂れるまで改善しました。
※本症例は一例であり、症状や改善経過には個人差があります。40℃前後の高熱や激しい嘔吐・下痢が続く場合は、脱水症状などの危険性もあるため、医療機関での診察を優先し、必要に応じて鍼灸施術を併用しています。