症状別施術例
◎ご来院時の状態
・5日ほど前、ご本人は気づいていませんでしたが、ご家族から「テレビの音量がいつもより大きい」と指摘されました。
その後は、通常の声では聞き取りづらくなり、耳元で話しかけたり、大きな声で呼びかけたりしないと反応しないことが多くなりました。
◎当院での見立て
・耳周囲や関連するツボの状態を確認したところ、耳から側頭部にかけてむくみがみられました。
さらに全身の状態を診た結果、水分代謝に関わる「腎経」の働きが低下している状態でした。東洋医学では、加齢などにより腎の働きが弱まることで水分代謝が滞り、「水毒(水滞)」が生じることがあります。今回は、この水分代謝の乱れが耳周辺の機能低下に関与していると考え、施術を行いました。
◎施術内容
・腎経の働きを整えるツボへの施術
身体を温め、水分代謝を促すツボへの施術
耳周囲への散鍼を中心とした施術
全身のバランスを整えながら、耳周辺の循環改善を目的として治療を進めました。
◎経過
・施術を継続した結果、約10回の治療で日常生活に支障のない程度まで聞こえが改善しました。
※本症例は一例であり、症状や改善経過には個人差があります。また、急激な難聴や耳鳴りを伴う場合は、まず耳鼻咽喉科での診察を受けることをおすすめしています。