大阪市住之江区にある「伊東鍼灸整骨院」では、パニック障害・交通事故・関節リウマチ・その他様々な症状に対応致します。

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パニック障害


パニック障害とは

パニック障害とは不安障害の1つで、突然起こる激しい動悸や頻脈、発汗、ふるえ、息苦しさ、胸の不快感、めまい、といった体の異常とともに、このままでは死んでしまうというような強い不安感に襲われる病気です。
パニック発作は10分から長くても1時間ぐらいで収まりますが、何回か繰り返しているうちにまた発作が起きたらどうしようという発作に対する強い恐怖感や不安感が生まれるようになります。
これを「予期不安」といいます。
予期不安は、電車や映画館など狭く逃げ場のない場所でのパニック発作や発作を他人に見られたくないといった不安や恐怖を生み、大勢の人が集まる場所や過去に発作を起こした場所を避けるようになります。これを「広場恐怖」と呼びます。
「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」を合わせてパニック障害の3大症状といいますが、この3つの症状が悪循環になりパニック障害をより悪化させます。あまりにひどくなると人前に出られなくなり、社会生活を維持できず、うつ病を併発する場合があります。

パニック障害とは

東洋医学におけるパニック障害の原因

西洋医学では、脳の中の神経伝達物質であるノルアドレナリン(恐怖や不安をつかさどる)と、セロトニン(興奮を抑える)のバランスが崩れるためと考えられていますが、はっきりと原因が究明されているわけではありません。
では、東洋医学はどうでしょうか?
東洋医学の診断では比較的はっきりと原因が見えてくる場合が多い症状です。いろいろな理由から気血が上半身に集まり、のぼせの状態が長い間続いてしまったため常にイライラや興奮状態にあるのが1つの要因になります。
いろいろなことが原因でパニック障害になられる方がいらっしゃいますが、当院に来院された患者様で多いタイプを3つ挙げてみます。

腎虚タイプ

休みを取れず働きすぎている方や何らかの理由で夜寝るのが遅い方がなりやすいタイプです。疲れから下半身が弱り、相対的に上半身に気血が集まりすぎてのぼせにつながり発作を起こしてしまうパターンです。
このタイプは、お腹から胸や喉に塊がつき上がってくるような発作や物が飲み込みにくくなったり、喉がつかえて息がしにくくなるような発作が多いです。

肝気上逆タイプ

常にイライラしたり怒っている方や緊張やストレスを慢性的に抱えている方がなりやすいタイプです。常に頭に血が上っていることでのぼせの状態が続き、パニック障害を引き起こしてしまいます。
このタイプは、呼吸が浅くなって胸に酸素が入らない感じがする発作や緊張もしていないのに胸騒ぎが起こったり、バクバクと心臓が飛び出てきそうな動悸が起きたりする発作が多いです。

食帯タイプ

いわゆる食べ過ぎです。そんなにお腹が強くないのに、食べたら元気になると思い込んでいる方や間食をされる方がなりやすいタイプです。
食べ過ぎてお腹に負担がかかり季肋部が張ってしまったために上下の気の通行がうまくできなくなった結果、のぼせ状態になりパニック障害を引き起こしてしまいます。このタイプは、頭がフワフワしたり、頭が上に取れそうな感じがするような発作や胸に何か詰め物をしたような感覚になる発作が多いです。


当院での改善方法

当院での治療は、パニック障害のタイプや各個人の体質に合わせて選穴していきますのでオーダーメイドの治療になります。
「このツボはパニック障害に効きます」というようなツボを診断もせず短絡的に使うことはありません。どのタイプ、体質の患者様でもまずは精神を安静にすることを主眼に置いて進めていきます。鍼灸治療に加えて普段の生活で気を付けていただくと治療効果が上がるのが養生法です。

ここで簡単にできる4つの養生法をお勧めします。

カフェインを控える

発作が起きるのは「のぼせ」が原因です。コーヒーや紅茶などのカフェインが入っているものを飲むとその作用によって気が上ってしまいます。この作用がのぼせの状態を作りパニック発作を引き起こしやすくなります。治療の経験上、1/3程度にしていただければ治療効果が上がりやすくなります。

足をよく動かす

気血が上がりのぼせの状態になっているので足をたくさん使って気血を下半身下すようにしてあげれば発作が起きにくくなってきます。
患者様にお勧めしているのは何も持たずにぶらぶらと散歩することです。ゆっくりとしたスピードで毎日30分を目安に続けてみられるのがお体の負担も少なくお勧めです。

早く睡眠をとる

夜寝るのが遅いと腎虚(下半身が弱ってのぼせる)になるばかりか、陰血不足(不安感を助長する)にもなります。体力を回復させ陰血も補うには21時から3時の間に寝ることが非常に大事です。東洋医学ではこの6時間に最も血が浄化され体を回復させるのに必要な時間と考えます。仕事や家事で夜遅くなることもあると思いますが、なるべく早く寝る習慣をつけることが改善への早道です。

目をできるだけ休める

現代ではパソコンやスマホは必需品となり目を過度に使いすぎている方が増えていると思います。目を使いすぎると気が上がりのぼせてしまうばかりでなく、肝血不足になりめまいや手足のしびれ、精神不安も助長することになります。使うのはできるだけ寝床に入る3時間前までにされると精神的にも安定した状態で睡眠に入れます。